ワールドカップオブダーツ（World Cup of Darts）- PDC

1. PDCワールドカップ・オブ・ダーツの概要

PDCワールドカップ・オブ・ダーツは、プロフェッショナル・ダーツ・コーポレーション（PDC）が主催するチームイベントで、さまざまな国々の2人組のチームが互いに競い合います。この大会は2010年に始まり、年々フォーマットが変更されています。現在のフォーマットでは40の国が参加し、グループステージに続いてノックアウトラウンドが行われ、ダブルスマッチが大会全体で行われるようになりました。

2. 賞金額

ワールドカップ・オブ・ダーツの賞金は年々増加しています。大会が発足した2010年には賞金総額£150,000でスタートしましたが、現在の賞金総額は£450,000です。

現在の賞金総額£450,000の内訳は以下の通りです。

順位	賞金額(チーム)	賞金額(個人)
優勝	£80,000 (1,600万円)	£40,000 (800万円)
準優勝	£50,000 (1000万円)	£25,000 (500万円)
セミファイナリスト	£30,000 (600万円)	£15,000 (300万円)
クオーターファイナリスト	£20,000 (400万円)	£10,000 (200万円)
ベスト16	£9,000 (180万円)	£4,500 (90万円)
グループ2位	£5,000 (100万円)	£2,500 (50万円)
グループ3位	£4,000 (80万円)	£2,000 (40万円)
合計	£450,000 (9,000万円)	£450,000 (9,000万円)

3. 歴代優勝者

年	優勝	スコア	準優勝
2010	オランダ	4-2	ウェールズ
	レイモンド・ヴァン・バーナベルド コ・ストンペ		マーク・ウェブスター バリー・ベイツ
2012	イングランド	4–3	オーストラリア
	フィル・テイラー エイドリアン・ルイス		サイモン・ウィットロック ポール・ニコルソン
2013	イングランド	3–1	ベルギー
	フィル・テイラー エイドリアン・ルイス		キム・ハイブリクス ロニー・ハイブリクス
2014	オランダ	3–0	イングランド
	マイケル・ヴァン・ガーウェン レイモンド・ヴァン・バーナベルド		フィル・テイラー エイドリアン・ルイス
2015	イングランド	3–2	スコットランド
	フィル・テイラー エイドリアン・ルイス		ゲイリー・アンダーソン ピーター・ライト
2016	イングランド	3–2	オランダ
	フィル・テイラー エイドリアン・ルイス		マイケル・ヴァン・ガーウェン レイモンド・ヴァン・バーナベルド
2017	オランダ	3–1	ウェールズ
	マイケル・ヴァン・ガーウェン レイモンド・ヴァン・バーナベルド		マーク・ウェブスター ガーウィン・プライス
2018	オランダ	3–1	スコットランド
	マイケル・ヴァン・ガーウェン レイモンド・ヴァン・バーナベルド		ゲイリー・アンダーソン ピーター・ライト
2019	スコットランド	3–1	アイルランド
	ゲイリー・アンダーソン ピーター・ライト		スティーブ・レノン ウィリアム・オコナー
2020	ウェールズ	3–0	イングランド
	ガーウィン・プライス ジョニー・クレイトン		マイケル・スミス ロブ・クロス
2021	スコットランド	3–1	オーストリア
	ピーター・ライト ジョン・ヘンダーソン		メンサー・スルホビック ロウビー＝ジョン・ロドリゲス
2022	オーストラリア	3–1	ウェールズ
	デイモン・ヘタ サイモン・ウィットロック		ガーウィン・プライス ジョニー・クレイトン
2023	ウェールズ	10–2	スコットランド
	ガーウィン・プライス ジョニー・クレイトン		ピーター・ライト ゲイリー・アンダーソン

4. 出場資格と参加条件

チームは各国を代表する2人のプレイヤーで構成され、選抜は通常、PDCオーダー・オブ・メリットに基づいて行われます。各国PDCオーダー・オブ・メリット上位2名が選出されます。

PDCツアーカードホルダーがいない国では、各種予選にて決定される。アジア圏の国ではPDCアジアツアーオーダーオブメリットによって決定される。